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福応寺について2023.10.10

寺務所のデスクの真上に飾っている書をご紹介致します。

本日は、寺務所のデスクの真上に飾っている書をご紹介致します。

1枚目は方広寺派安永祖堂管長猊下から頂いた色紙で『至誠通天』。

2枚目は円覚寺派横田南嶺管長猊下から頂いた励ましのお手紙。

3枚目は最近ご縁があって購入した仏教詩人・坂村真民さんの『念ずれば花ひらく』です。

ここに昨年お亡くなりになった経営の神様こと
京セラ・KDDI元会長の稲盛和夫さんを含めた四名が私の尊敬する方々です。

写真の三つの書には、苦しいときに心のありどころとして背中を押していただいております。

安永管長猊下から頂いた『至誠通天』は孟子や吉田松陰先生の教えとして有名ですが
「誠の心を尽くして行動すれば、いつかは必ず天に通じる」という意味です。

横田管長猊下から頂いたお手紙は2月に勉強会に参加させていただいた後に、
突然福応寺にお手紙と著書とお薦めの本(『覚悟はよいか』)等が届き、
大変驚いたと共に感動したのを覚えております。

坂村真民さんの『念ずれば花ひらく』は野球の野村克也氏も座右の銘にしていた言葉です。
念という漢字は「今の心」と書きます。強く念じて、一生懸命に努力を重ねて進んでいきたいと思います。

最後に稲盛和夫さんの座右の銘の一つ『自利利他』。
大乗仏教の教えの言葉ですが、「まず自分が成長するため努力をし、その得た力を世のため人のために使う」。

何か新しいことをすると、他人の興味の対象になることもありますが、
頂いた言葉を糧にこれからも精進したいと思います。

大切なのは「誰のために何をしているのか」だと信じております。

福応寺はこれからも「自利利他のお寺」でありたい、と強く念じて一歩ずつ進みます。

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