福応寺について2022.6.23
見たこともない斬新なデザインの天井画

先日、5年前に福応寺の浜松最大級の壁画(仏画)を作成していただいた日本画家の渡邉貴裕氏に来山頂き、打ち合わせをしました。
現在、本堂廊下の天井画(昇龍降龍)の作成を依頼をしております。
数ヶ月前に『普通の雲龍図より動きがあって、飽きなくて驚きがあって現代的な構図を考えています。』との連絡があり、センスが無い私はどのようなものが出来上がるのか全く想像できませんでしたが、今回持ってきていただいたデザイン案を見せていただき大変驚きました。
これまで見たことのある雲龍図は大概横や斜めから見た龍ですが、渡邉貴裕氏の提案してくださった龍(昇龍)は、真正面から見下ろされるような見たこともない斬新なデザインでした。
また、壁画にもあしらわれた福応寺境内の仏教的な植物等も盛り込んで下さいました。
龍を真正面から見るとどんな顔をしているかなんてこれまで考えたことがありませんでした。
既存の雲龍図のイメージから離れ、色も入れていただくようにお願いしましたので、躍動感のあるれる天井画になるのでは。
迫力がありすぎてお参りに来た小さい子、泣いちゃわないかな…それだけがほんのちょっとだけ心配です(笑)
本堂に入る度に、天井の龍に『お前はちゃんとやっているか?』と渇を入れられそうで、必然的に身が引き締まりますね。
他の事業との兼ね合いになりますが、遅くとも二年以内での完成を考えています。
またこちらでもご報告しますので楽しみにお待ちください。