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福応寺について2021.12.8

阿弥陀如来立像

阿弥陀如来立像

昨日、先にお戻りになったご本尊様に続き、阿弥陀如来立像や弘法大師像、達磨大師像やその他仏具がお戻りになりました。

本当にありがとうございました。

阿弥陀如来立像に関して、ファイバースコープにて胎内の書き入れが見つかりました。

宝永二年(1705年)ということで、216年前に作られた阿弥陀如来立像となります。 作者の心岩という方は、江戸末期に活躍された浄土宗の画僧ではないかと思われます。 古文書でかつて福応寺境内に阿弥陀堂があり火災で消失したと記されており、おそらくはそちらのお堂のご本尊様だったと思われます。 当時の和尚様が火災の際にこちらの阿弥陀様をなんとか守ったのであろうと想像すると胸が熱くなります。 現在は適した場所がないので本堂上間の床の間に仮安置させていただきましたが、最終的には檀信徒会館としての機能を持ちあわせた『阿弥陀堂』を復興し、そちらのご本尊様として鎮座していただければと考えています。

 

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