福応寺について2021.12.6
ご本尊様の十一面観音坐像がご帰還されました
本日、修復を終え半年ぶりにご本尊様の十一面観音坐像が福応寺にご帰還されました。
責任者として全体や宮大工工事を進めて下さった掛川の飛鳥工務店さん、修復や宮殿形厨子等の様々な荘厳に関わって下さった名古屋の高田佛具店さん、大変丁寧なお仕事をしていただき本当にありがとうございました。
ご本尊様の台座に檀信徒の皆様のお名前と願と経文を記した発願書を納めさせていただきました。 柱の繋ぎ目が目立たないようにと和紙を使った巻下げという工法があり、登り龍・降り龍の絵で施工して下さいました。 新調していただいた宮殿形厨子も素晴らしい技術できめ細やかで、かつ圧倒的な迫力です。 一つ一つが荘厳で、それぞれが存在感があるのに喧嘩をせずお互いがハーモニーを醸し出し高め合う、そんなご本尊・須弥壇になりました。 照明も状況に寄って様々な顔を出せるように工夫していただきました。
大変素晴らしい仕上がりで感動しております。
明日は、地元のぬしや仏具店様が、阿弥陀如来立像や諸々の修復した仏具をお持ち下さります。 週末に掛けては、掛川の匠工舎さんが登龍・降龍・親子龍の欄間を設置しに来て下さいます。 檀信徒の皆様方におかれましては、あと数日、位牌堂へのお参りが出来ませんことをお許しください。
もう少しで完成です!!