福応寺について2021.10.21
内陣入口の欄間を作成しています
ご本尊様修復事業の一環として、内陣入口の欄間を作成しています。
荒彫り中ということで彫刻の序盤ですが、報告をいただきましたのでご紹介いたします。
内陣の須弥壇の巻き下げに合わせて、登り龍下り龍の造形となります。
正面から右が登り龍、真ん中が親子龍、左が下り龍となります(三枚目写真)。
左右の登り龍下り龍は仏教の教えである「上求菩提、下化衆生」を表します。
上求菩提とは悟りを求めて厳しい修行に励むこと、下化衆生とは慈悲を以て衆生に救済の手を差し伸べること、その二つを同時に行うことを意味し、同じく仏教の教えの「自利利他」と同義になります。
真ん中の親子龍は「福応寺が100年後も200年後も地域の為に継承され続けるように」との願いです。
今回、寄進して下さるお檀家様がいらっしゃいましたので欄間を製作することが出来ました。誠にありがとうございました。
製作を掛川の匠工舎様にお願いしております。どうぞよろしくお願い致します。
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